大人しくする

透析の賢一郎君の受診だ。

採血及びレントゲンを含めて何ら異常なしのパーフェクト状態。
〝シエルさんは腹膜が合っているのでしょう〟だと。
それぐらい見越してやって欲しいもんだが。
但し、出口部にまだ僅かばかりの赤身が残っているためお風呂は不可!
オイオイ、好い加減に湯に浸からせろよ!
然し、こればかりは本人も含めて探偵 比較傷口次第でどうにもならん。
言われた通り、大人しくする以外にあるまい。

賢一郎君の後は雪ちゃんの部屋に移動して身体の水分量検査。
コチラもバッチリだったが、〝タバコ臭い!〟と雪ちゃんに言われ〝意志が弱いんだから〟とダメ押し。
〝金くれたってオメ―とはチューしないよ!〟と、思うものの相手もそう思っているに違いないので言葉は呑みこんだ。

数値は良く、経過は良好で申し分がないのは日頃の自分の精進の賜物だとサブの母ちゃんに嘯いていた。
事務所で最後の荷物の運搬のために片付けをしていたら病院から電話が。

〝今日チューブ交換の予定だったんですが、忘れましたので9日の金曜日に整形に受診されますよね。整形の後で構ないので腎クリに来て下さい〟だって。
今日の担当は周子ちゃんだったが、マヌケ。
大体、腎クリの連中は差し迫った症状の人がいないからノンビリしている。
それより早く風呂に入れさせろと思うが、致し方ない。